2025年7月29日、SHOPLINE Japanはパートナーのみなさまをお招きし、「Global Growth Insight 2025」と題して、越境ECをテーマにセミナーを開催しました。多くのみなさまにお越しいただき、SHOPLINEの機能紹介にはじまり、特別ゲストのみなさまとの対談、そして懇親会と、盛りだくさんの内容となりました。
はじめに
複雑化するリテール環境に、統合的アプローチを
まず、弊社のアジア統括副代表より、業界における「トラフィックの断片化」「消費シーンの多様化」「チャネルの統合困難」といった課題が紹介されました。これらの変化していく課題に対し、SHOPLINEではOMO、SNS、外部チャネル、SEO検索など、あらゆる流入経路ごとのCVR改善施策を、時代の流れとともに強化し、みなさまをサポートしていく、という方針を改めてお伝えさせて頂きました。
成功事例紹介
ライブコマース・SNS連携ツールで成果を最大化
続いてSHOPLINEより、ライブコマースをはじめとする様々なツールを通じて前年比売上を大幅に増加した成功事例を紹介。とくにコメントから購入ページへ自動誘導する「コメントコマース」や、複数チャネルと公式サイトで同時配信できる「SHOPLINE LIVE」は新たに追加された機能です。
イベント当日の様子
またインフルエンサー×ECでファンを顧客にしていく成功事例では、インフルエンサーが作成できる「マイストア」より、自身の世界観を反映させたLPが簡単に作成でき、成果報酬型の仕組みも整っている点をお伝えさせて頂きました。
越境EC支援も強化──多言語・多通貨対応、クラファン、TikTok連携も
台湾と日本、双方の海外展開の成功事例もご紹介させていただきました。SHOPLINEでは、通貨・送料・ドメイン・在庫・SEO対策を国別に最適化でき、グローバル展開をスムーズに進めることが可能です。また、今後注目されるTikTok Shopとの連携、クラウドファンディング機能の自社EC導入など、多機能な拡張性も越境ECを始めるにあたり大切なツールであるとお話させていただきました。
対談パート
「日本から世界へ、世界から日本へ」──キレイコム・世界へボカンと対談
続いて、海外販路開拓に長けたキレイコム社と、越境ECコンサルの第一人者である世界へボカン社とのパネルディスカッションが実施されました。
日本企業が越境ECやまた海外進出を目指すにあたり、直面する課題とは何か?必要な準備やポイントは?それぞれの視点からのご意見をシェアいただきました。
例えば補助金等、各種サポートの問題に始まり、 その国に対するしっかりとした分析や調査の重要性、 そして何より、忍耐力と持久力が必要である、という意見には、満場一致で全員が頷く、納得のいく内容となり、会場は大いに盛り上がりました。
ゲスト対談中の様子
まとめ
今回の「Global Growth Insight 2025」では、国内外でのEC事業拡大を目指す企業様へ非常に実践的な示唆に富む内容をシェアできる、大変貴重な機会となりました。
今後、断片化し続けるトラフィックをいかに獲得し、例えばライブコマースやSNSコマースなど、様々なツールを起点として、自社ブランドをどのようにグローバルに向けて広げていくのかが、ますます重要になっていくともいえます。
SHOPLINEでは多様化する問題を各方面からサポートできるツールを整えております。ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
ゲストプロフィール
上田 直之(株式会社キレイコム代表取締役社長)
2005年1月 株式会社アーツを創業。現在は取締役会長として経営に携わる。
2018年 株式会社キレイコムを設立。アジア最大級の美容博覧会、中国美容博覧会の日本事務局を担当。越境ECから小売店流通まで、中国販路の開拓を行い、中国の最大手ソーシャルECプラットフォームYouzan(有賛)の公認パートナーに就任。2019年に株式会社PAエンタープライズを設立すると、日系メーカーのベトナム進出をワンストップで提供し、現時点で150店舗(ベトナム全エリア)を開拓。現在はアジア・中国・ベトナム・ドバイなど海外進出支援を基軸として、海外OEM製造・薬事申請からプロモーションまで積極的に行い様々なサービスの提案・開拓を実施している。また海外事業の実績を踏まえ、社団法人である国際ビジネス連結機構を設立。
斎藤 恵里依(株式会社アーツ代表取締役社長)
2009年ヤマト運輸入社。様々な現場や部署・管理を経験し、法人営業部時代では東京支社の営業成績で連続表彰を達成。
大手アパレルの出張所立ち上げを経験する傍らEC事業にやりがいを感じ、2016年 アーツに入社。
入社後は在庫管理システムの開発の必要性を訴え実現。2018年WMSの設計から導入、グループ会社のシステムや運用を通してEC事業者の経験をさらに活かし、倉庫の提案だけでなく多方面でのサービスを展開。現在、大手クライアント様から小規模クライアント様含め110社以上のお取引の実績を元に、拠点や事業を拡大している。
徳田 祐希(世界へボカン株式会社 代表取締役社長/CEO)
「日本の魅力を世界へ届ける」というミッションのもと、日本企業の海外進出支援に特化したデジタルマーケティングを18年以上にわたり手がける。越境ECのプロジェクトでは年商を34億円から1000億円まで成長させるなど、数多くの企業のグローバル展開を成果に導いてきた。書籍を2冊出版。『はじめての越境EC・海外Webマーケティング』、2025年4月に新しい書籍『越境EC&海外Webマーケティング“打ち手”大全 インバウンドを契機に世界を狙う 最強の戦略 91』を出版。また、1万2千人超えのYouTubeチャンネルで海外Webマーケティングに関する情報を発信する。
ホームページ:https://www.s-bokan.com/
無料ですぐに始められるネットショップ
全世界で600,000以上のブランドがSHOPLINEを利用、オンライン販売を今すぐ開始するにはこちら
今すぐ無料体験